月10万円のベーシックインカム(不労収入)を目指して、2021年4月にトライオートETFの運用を始めました。
この記事では、トライオートETFを2年間運用した結果と反省点を書いています。
最初に言っておきますが、結果はあまり良くなかったです(苦笑)。
でも、その中で学んだことも多かったので、これからトライオートETFを始めようと思っている人にはぜひ参考にしてほしい内容です。
運用開始から2年間の結果
まず最初に、僕がどんな投資をしてきたかを簡単に説明します。
初期投資は20万円で、それから毎月3万円を入金しながら運用を続けています。
ShirotaのトライオートETF
- 目標:12年後に月10万円のベーシックインカム(不労所得)がゴール
- 方法:初期費用20万円、毎月3万円ずつ入金
- 設定:金利の小さい商品でリスク対策
さらに、途中で資金が足りなくなったタイミングで2回の追加入金も行いました。結果的に、投入した資金の総額は149万円になりました。
資金の追加投入

2022年1月と2022年10月に、口座の資金が足りなくなりそうだったので追加で資金を投入しています。それぞれ40万円と20万円で、合計60万円を追加で入金しています。
損切することも考えましたが、この時が株価の底辺だと思ったので、資金を追加して様子をみることにしてみました。
2年目の結果はマイナス

トライオートETFを始めた2021年は順調でしたが、2022年からはマイナスがずっと続いてしまっています。
2023年3月には、累計の取引損益(確定損益額)もとうとうマイナスになってしまいました。
トライオートETF2年目の成果
入金合計:1,490,000 円 (予定+60万)
実現損益: -19,846 円
評価損益: -362,840 円
実質損益: -382,686 円
純資産 :1,087,468 円
2年後の結果は……マイナスでした。正直、かなり落ち込みました。
でも、何が原因でマイナスになったのか、ちゃんと振り返ってみました。その結果、いくつかのポイントで改善できることが分かったんです。
損益に影響を与えた要因
金利調整の影響
一番影響が大きかったのは金利調整額です。
特に市場が大きく動いた時期に、金利の調整額が思った以上に損益に響きました。これがなければ、もう少し結果が良かったのでは?と思うと悔しいです。
反省点と今後の改善策
2年間の運用を振り返ると、反省点がいくつかあります。これから同じように運用を考えている人には、ぜひ気をつけてほしいポイントです。
- 金利調整額が発生するトライオートETFは、保有しているだけで金利調整額が発生する。
- 商品によって金利調整額は異なる
金利調整額は商品によって異なるので、長期保有になりそうな場合はできるだけ低い商品を選ぶようにする。 - 金利調整額は変動する
金利調整額は一定ではなく日本や米国の政策金利によって変動する。高金利の時は金利調整額も増えるため、トライオートETFの長期保有には注意が必要。
2年目の学びと今後の改善点
- 金利調整額は政策金利によって大きく変動する
- 長期保有になる場合を想定して、マイナス金利が大きい商品は持たないようにする
- もしもの時の備えは大事(追加入金の準備)
「追加入金は必要になるかもしれない」と、前もって準備していたことが功を奏しました。
今回学んだことを活かして、今後は追加の入金が発生しないようにしたいと考えていますが、投資に絶対はありません。万が一を考えて、追加入金できる余剰資金を確保しておくようにします。
まとめ
今回は、トライオートETFに2年間投資してみた結果をシェアしました。
1年目の運用では金利の怖さを知り、2年目はその怖さを体験しっぱなしの1年になりました。
正直、思っていたようなリターンは得られませんでしたが、その分多くの学びがありました。「金利調整額」というこれまで見落としていた要素が結果に大きな影響を与えることを実感しました。
これからトライオートETFを始めようと思っているあなた!もし投資を始めるなら、リスク管理や資金計画に注意して、慎重に進めることをおすすめします。
まとめ
- 結果:2年間で-2万の損益(&-36万の評価損)
- 反省と学び:金利調整額に要注意!
追記(2023年12月)
金利調整額が高い状態が続いていたので、2023年12月に資金の一部をトライオートFXに移しました。
もうしばらく金利が高い状態が続きそうなので、トライオートETFをこれから始められる方は、金利調整額に十分注意して投資を始めてください。
トライオートETFでは金利調整額はかならずマイナスになりますが、トライオートFXではプラスになるように注文することも可能です。実際、僕は日々の金利調整額がプラスになるように設定を組んでいます。
トライオートFXもトライオートETFと同様に、システムが24時間自動で取引をしてくれるので仕事やプライベートな時間をじゃまされずに運用できます。そのため、忙しくて時間がとれない人におすすめな投資方法になります。