2023年、トライオートETFで20万円を超える損切りをしました。
2021年4月に運用を始めた頃は順調で、利益が増えるのを見ながら注文も追加しています。ところが、2022年に入って株価が下がり、含み損が大きくなりました。その間にも金利調整額が増え、最終的には損失を確定することになります。
振り返ると、利益が出ていた時期にリスクを十分に見ていなかったことが大きかったと思います。
この記事では、20万円を超える損切りまでの経緯と、その経験から見直したことをまとめます。
トライオートETFは2026年6月に運用を終了しました。約5年間の最終結果と、運用を終了した理由は「【運用終了】トライオートETFを5年間続けて損切りした理由と最終結果」にまとめています。
20万円超の損切りをするまで
20万円を超える損切りは、突然起きたわけではありません。
運用を始めた2021年は順調でした。利益が増えたことで注文を追加し、その後の株価下落では追加入金をしながら運用を続けています。
僕がどのように損切りまで進んだのか、当時の流れを振り返ります。

2021年|利益が増えて注文を追加
トライオートETFを始めたのは2021年4月です。
当初は、月4,000円ほど利益が出ればいいと考えていました。実際に始めてみると想像以上に順調で、2021年6月には4,366円、11月には約11,000円、12月には28,000円を超える利益が出ています。
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利益が増えていたこともあり、この頃から注文を追加するようになりました。
今振り返ると、目の前の利益ばかりを見ていた時期です。金利調整額が増えていることまでは、十分に確認できていませんでした。
2022年|含み損が増えて40万円を追加入金
2022年に入ると、株価が下がり始めました。
当時は「そのうち戻るだろう」と考え、そのまま運用を続けています。含み損が増えるにつれて証拠金維持率も下がり、2022年1月末には警告メールが何度も届くようになりました。

そこで40万円を追加入金し、証拠金維持率を回復させました。
追加入金したことで、いったん運用を続けられる状態には戻っています。この時点でも、僕が気にしていたのは含み損と証拠金維持率が中心でした。
金利調整額がどれくらい増えているのかまでは、まだ十分に見ていませんでした。
2023年|金利調整額の負担が大きくなる
建玉を持ち続ける中で、徐々に負担が大きくなったのが金利調整額です。
2021年にはそれほど気にならなかった金額でしたが、その後は大きく増えました。2023年3月の損益計算書では、金利調整額だけで -51,946円 となっています。
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売買で利益が出ても、金利調整額で損益が押し下げられる状況になっていました。
株価が戻るまで待つことも考えましたが、建玉を持っている間にもコストはかかります。含み損だけを見ながら待つのは難しいと感じるようになりました。
2023年に20万円を超える損切り
その後、2023年に保有していた建玉を損切りしました。
確定した損失は20万円を超えています。
損失を確定させるのは迷いましたが、建玉を持ち続ければ金利調整額の負担も続きます。当時は、これ以上同じ形で運用を続けるより、一度整理した方がよいと判断しました。
僕にとって、この損切りはトライオートETFの運用方法を見直す大きなきっかけになっています。
損切りの大きな原因になった金利調整額
今回の損切りで大きかったのが、金利調整額の負担です。
運用を始めた頃は、株価の値動きを中心に見ていました。株価が下がっても、戻るまで待てばいいという考えもあります。
実際に長く建玉を持ってみると、待っている間にもコストがかかりました。
2023年3月には金利調整額だけで5万円を超えるマイナスになっています。利益が出ている月でも、このコストを含めると実際の損益は大きく変わります。
僕はここを十分に見ていませんでした。
金利調整額がどのように決まるのか、どこで確認できるのかについては別の記事にまとめています。
→ トライオートETFの長期保有は危険?金利調整額の確認方法と対策
20万円超の損切りから見直した3つのこと
20万円を超える損失は小さくありませんでした。
ただ、実際に失敗したことで、自分の運用で何を見直した方がいいのかも分かってきました。
僕が特に意識するようになったのは、次の3つです。
利益が出ているときほど注文を増やしすぎない
最初に見直したのが、利益が出ているときの資金の入れ方です。
2021年は順調だったため、利益が増えるのを見ながら注文も追加しました。当時は、うまくいっている状態がそのまま続くような感覚もありました。
相場が変われば、増やした建玉がそのままリスクになります。
利益が出ているときこそ、今の注文量でどこまで下落に耐えられるのかを見る。今回の経験から、その視点を持つようになりました。
含み損だけでなく保有中のコストも見る
2つ目は、含み損だけで判断しないことです。
2022年は株価の下落や証拠金維持率ばかりを気にしていました。40万円を追加入金したのも、ロスカットを避けながら運用を続けるためです。
その間にも金利調整額は増えていました。
株価が戻るかどうかだけではなく、戻るまでにどれくらいコストがかかるのかも見る。長く保有する運用では、この部分も損益に影響すると分かりました。
運用方法そのものを見直す
3つ目は、最初に決めた方法をそのまま続けることにこだわらないことです。
含み損が増えたときは、追加入金をして運用を続けました。それでも状況が改善しない中で、最終的には20万円を超える損切りをしています。
当時は「運用を続けるか、損切りするか」で迷いました。
実際には、資金を減らす、注文を見直す、別の運用方法へ資金を移すといった選択肢もあります。
今回の損切りを経験してからは、ひとつの方法を続けることより、実際の結果を見ながら運用方法を変えることも意識するようになりました。
損切り後はトライオートFXも開始
20万円を超える損切りをしたあとも、トライオートETFの運用自体は続けています。
運用方法を見直す中で、ETFに入れていた資金の一部をFXへ移し、2023年12月からトライオートFXも始めました。その後はトライオートETFへの入金はやめ、毎月3万円をトライオートFXへ入金しています。
トライオートFXにも、為替変動やロスカットなどのリスクがあります。
僕の場合は、スワップも考えながら設定できる点や、自動売買をそのまま続けられる点を見て、ETFと並行して運用することにしました。
その後のトライオートFXの設定や運用結果は、こちらの記事で毎月更新しています。
→ 少額から始めて月10万円を目指すトライオートFXの運用記録
まとめ
2023年、トライオートETFで20万円を超える損切りをしました。
運用を始めた2021年は順調で、利益が増えるのを見ながら注文も追加しています。その後、株価の下落で含み損が増え、2022年には40万円を追加入金しました。
その間にも金利調整額は増え、2023年3月には5万円を超える負担になっています。最終的には、同じ形で運用を続けるのではなく、損失を確定することにしました。
この経験から僕が見直したのは、利益が出ているときの注文量、保有中にかかるコスト、運用方法そのものです。
損切りしたあともETFの運用は続けましたが、2023年12月からはトライオートFXも始めています。
追記:トライオートETFは2026年6月に終了
その後もトライオートETFを続けましたが、2026年6月に残っていた建玉をすべて決済しました。
2021年4月から約5年間運用し、最終損益は -339,476円 です。
20万円を超える損切りをしたあと、どのように運用を続け、最終的にETFを終了したのかはこちらにまとめています。
