例えば、普段の収入とは別に毎月20万円の収入が安定的に受け取れるとしたらどうしますか?
家族と外食にでかけたり、毎月旅行にいったり、我慢していたものが買えるようになったり、いろいろなことができますよね。
毎月20万円もらえるなんて夢のような話ですが「不可能」というわけでもなさそうです。
資産がゼロからでも、毎月積立することで安定した資産を構築できます。時間はかかりますが、その分リスクを分散しながら資産を増やす効果的な手段です。
そんな夢の実現に向けて、今月で投資を始めて4年4ヶ月が経ちました。
目標にはまだまだ届きませんが、今月は約6.7万円の利益がありました。
資産ゼロからでも、計画的な投資とリスク管理で、経済的な自由を手に入れることができます。
この記事では、実際に行っている投資方法と最新の運用状況を紹介しています。
セルフベーシックインカムとは
カタカナで聞き慣れない言葉かもしれませんが、要は「不労所得」のことです。もしくは「自分お小遣い」とも言えますね。何もしなくても毎月自動で入ってくるお金のことです。
投資の方法
不労所得と聞くとどんなものを想像しますか?
年金、株の配当、不動産収入、太陽光発電、駐車場運営、シェアリングサービスなどが有名ですね。いろいろな方法がありますが、初期費用として大きなお金が必要になるものが多く、元手がない人には始めづらい方法がほとんどです。
僕は大きな初期費用(数百万~数千万円)が必要なく、少ない元手で始められる方法を試しています。
少ない元手で始める方法
- FXの自動売買による利益
- 株の自動売買による利益
- 高配当株の積立購入による配当
FX、株の自動売買
自動売買システムを使うことで、働いている時も寝ている時も自動で取引を行ってくれます。
自動売買のシステムはたくさんありますが、その中でトラリピとトライオートETF・FXを使っています(2023年12月からあらたにトライオートFXを始めました)。このサービスを使っている理由は「設定と管理がとても簡単」だからです。
不労所得(時間も労力もかけないでお金を得ること)が目的なので、設定や管理が大変では本末転倒になってしまいますからね。そのため、設定も管理も簡単なこの2つの方法を選びました。
株の配当
配当がある株を保有することで配当金を受け取ることができます。たとえば、配当利回りが5%の株を10万円分購入したとすると年間5000円の不労所得を受けとることが可能です。
銀行預金だと年利が0.001%なので、10万円あずけても1円の利息にもなりません。今の日本の金利は低すぎますよね…。
個別株はリスクが高くなりますが、僕が運用しているのはETFなので、購入するだけである程度のリスク分散ができます。毎月自動購入なので、最初の設定さえしてしまえばあとはやることありません。この点は上の自動売買とかわりありません。
今年の運用状況
今年の運用状況をグラフにしてみました。とりあえず今のところは目標を達成しています。

投資 | 利益 |
---|---|
トラリピ | 22,100 |
トライオートETF | 3,773 |
トライオートFX | 39,517 |
SPYD | 1,616 |
合計 | 67,006 |
計画通りにいけば年末には月5万円以上の不労収入になる予定です。2024年は計画以上のパフォーマンスだったので今年も期待しています。
これまでの結果

2023年6、7月のトライオートETFのマイナスは「損切」によるものです(詳しくはコチラの記事で書いています→「20万円超の損切。大損から学んだトライオートETFの注意点。)。
相場の下落は「想定内」だったんですが、「金利調整額」について知識不足だったため、マイナスが膨らみ損切をすることになりました(詳しくはコチラの記事で書いています→「トライオートETFの長期保有は危険?金利調整額の確認方法と対策」)。
2022年、2023年とトライオートETFは絶不調でしたが、トラリピが予想よりも高パフォーマンスなのでなんとか助かりました。
リスク分散のために、複数の投資していてよかったと感じています。
計画との比較
これまでの運用状況と計画を比較してみました。

2025年の月の利益の目標値は4.6万円です。1~3月の平均は5.4万なので、今のところ順調に利益を出せています。
2023年の利益が計画よりも少なくなってしまったのは、6月、7月で絶不調なトライオートETFを損切りしたたためです。
20万円超の損切。大損から学んだトライオートETFの注意点。
トライオートETFはしばらく回復しそうになかったので、資金の一部を移動して2023年12月からトライオートFXを始めました。そのおかげで2024年は利益が回復し過去最高の収益を出すことができました。
運用方法
運用方法を「初期費用+月々の入金」でまとめてみました。
方法 | 初期費用 | 月額 | 金融機関 | スタート |
---|---|---|---|---|
トラリピ | 24万円 | 2.5万円 | マネースクエア | 2020年12月~ |
トライオート | 20万円 | 3.0万円 | インヴァスト証券 | 2021年4月~ |
米国株ETF | 0 | 0.6万円 | 楽天証券 | 2022年11月~ |
トラリピとトライオートは初期費用がある程度必要になりますが、米国株ETFは初期費用ゼロで始められます。
すべてを同時に始めたわけではなくて、できるところから始めました。
開始の時期も金額もずれているのはそのためです。投資の費用は、副業収入を得たり、節約したりしながら絞り出しています。
運用している商品や最新の運用結果は別記事でまとめてあります。
セルフベーシックインカムを得た先の人生
コロナ過でFIRE(Financial Independence, Retire Early、経済的自立による早期退職)という言葉が話題になりました。
FIREとは「早いうちに投資の元手となる資金を蓄えて早い時期に退職して、退職後は資産運用からの利益で生活をする」というものです。
月20万の不労所得ではFIREは厳しいかもしれませんが、この投資を続けていけばそのうち達成することも可能です。
ただ、僕はFIREを目指していません。
どちらかといえばFIRO(Financial Independence, Retirement Optional、いつでも退職)に近いかもしれません。
仕事を今すぐ辞めたいというわけではありませんが、仕事に縛られた生活はしたくないので、「いつでも仕事をやめられる準備をしておく」。
自分の人生の選択肢を広げるためにはお金が必要になってくるので、セルフベーシックインカムの存在はとても重要だと考えています。
あとがき
セルフベーシックインカムの作り方と実際の運用状況を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
目標の月額20万円にはまだまだ届いていませんが、目標達成まで毎月コツコツ運用を続けていきます。
まだ微々たる収入ですが、毎月給料以外の収入があるというのは、ない時に比べたら精神的な余裕がまったくかわりました。
本業だけの収入だと、もし自分に何かあった時や会社が突然倒産してしまったときのことを考えると不安になってしまいます。実際、僕が今働いている会社では、コロナ禍で業績が悪化して倒産の話も出ていた時もありました。
自然災害にせよなんにせよ、いつ、どこで、何があるかわからない時代です。もしもの時の備えとしてセルフベーシックインカムの準備をしておくことで将来の不安の一つを解消することができると思っています。
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