みなさん老後資金の準備はできていますか?
いろいろな方法があると思いますが、僕はつみたてNISAとiDeCoで老後資金の準備をしています。
2023年12月で「つみたてNISA」は終了しましたが、引き続き2024年1月から「NISA(つみたて投資枠)」で運用を続けています。
この記事では、つみたてNISA・新NISA(つみたて投資枠)を4年間運用してみた結果を紹介しています(2020年3月~2024年2月)。
つみたてNISAの運用方法・計画
- 月5000円からスタート(今は月2.7万円)
- 65歳で2300万円(元本980万円+利益1320万円)
- 初めの設定だけしてあとはほったらかし
旧つみたてNISA(新NISAつみたて投資枠)もiDeCoも定期預金のように自動で積立をしてくれるのでほとんどほったらかしで運用ができます。
はじめに月々の運用額と商品を決めるだけで他には何もしていません。
口座にお金を入れておくだけなので運用の手間は銀行預金とほとんどおなじです。
そのため、忙しくて投資の時間がとれない人でもできるのがつみたてNISAのメリットの一つです。
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4年間の結果
4年間で136万円投資して、資産は189万円まで増えました。
約53万円のプラスになります。
この利益のためにやったことといえば、①証券口座を開いて、②投資する商品を決めて、③自動積立の設定をしただけです。
商品の購入方法はクレジットカード払いにしているので「口座にお金が入っていなかったから引き落としされなかった」ってこともありません。
最新の運用結果
iDeCoと合わせた老後資金の最新の運用結果を毎月更新しています→老後資金の運用記録
資産運用計画との比較
この4年間の結果を計画と比較してみました。
実際のリターン(橙色)と計画(年利5%、灰色)を比較してみたのが上のグラフになります。
計画では年利5%だったのですが…実際は計画よりもだいぶ利益が出ています。
最近の株価の高騰もあり、年利に換算すると12%以上に!
もしも今のパフォーマンスのまま65歳まで運用出来たら、資産は1億円近くになります…はてさてどうなることやら。
銀行預金との比較
上のグラフには、銀行預金の場合のリターン(年利0.001%)も載せてあります。
もし同じ額を銀行に預けていたら30年たっても利息は数千円にしかなりません(税引前)。
長期運用として考えると、銀行預金はNISAより圧倒的に損してることになります。
これから始める方へ
NISA(つみたて投資枠)を始めるためには、
- 銀行・証券会社で口座開設
- 商品を選ぶ
- 金額の設定
が必要になります。
「1. 銀行・証券会社で口座開設」についてですが、つみたてNISAの支払いにクレジットカード払いができる金融機関を選ぶことで、よりお得に投資をすることができます。
クレジットカード払いができる金融機関
NISA(つみたて投資枠)でクレカ決済できる証券会社とクレカの組み合わせは次のとおりです(※2023年2月6日更新)。
証券会社 | ポイント利用 | ポイント還元率 | ポイント | クレジットカード |
楽天証券 | ○ | 0.2 or 1.0 | 楽天ポイント | 楽天カード |
SBI証券 | × | 0.5 ~ 5.0 | Tポイント Vポイント | 三井住友VISAカード、他 |
auカブコム証券 | × | 1.0 | Pontaポイント | auPayカード |
マネックス証券 | × | 1.1 | マネックスポイント | マネックスカード |
tsumiki証券 | × | 0.1 ~ 0.5 | エポスポイント | エポスカード |
ここで紹介している会社は100円からNISA(つみたて投資枠)をはじめることができます。
証券会社によって最低金額が異なるので、この表以外の証券会社を選ぶ際は注意してくださいね。
上記のうちポイントを使ってNISA(つみたて投資枠)ができるのは楽天証券だけになります。
ポイントでつみたてNISAをさらにお得に
毎月2.7万円の入金額のうち、500円分を楽天ポイントで支払いしています。4年間で合計2.4万円分をポイントで支払っています。ショッピングや旅行などで貯めたポイントが投資に使えるのが楽天証券の大きなメリットです。
商品の選び方
多くの雑誌や記事でオススメされているのが「全世界型(オールカントリー)」と「全米型」の商品になります。
僕は「全米型」の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を購入しています。
つみたてNISAをやり始めたときはいくつかの商品を購入していましたが、今は一番パフォーマンスがよかった商品にしぼりました。
ちなみにiDeCoでは「全世界型(オールカントリー)」の商品を購入しています。
金額は生活の負担にならない額で
購入する商品が決まれば、あとは金額の設定をするだけになります。
NISA(つみたて投資枠)では100円~10万円の間で金額を設定できます(最低金額は金融機関による)。満額が一番お得ですが、少ない額でもメリットは十分あります。
僕はつみたてNISAを始めた頃は今ほどお金に余裕がなく、投資に対する不安な気持ちもあったので5,000円から始めました。
この記事で紹介している証券会社を使えば100円から設定できるので、不安がある人は少ない額から始めることもできます。
2024年から新制度スタート
2024年からNISAは新制度スタートがスタートしました。詳しくは「金融庁」のサイトから確認することができます。 旧NISAとくらべると、投資の上限額が増えたり、投資できる期間が20年から無期限になったりと、投資家にやさしい制度になります。
言い換えると、「投資をする人と投資をしない人の格差がさらに広がる」と捉えることもできます…。
あとがき
この記事ではつみたてNISA・新NISA(つみたて投資枠)を4年間続けた結果を紹介しました。
4年間続けてみた感想として、一番に最初に思うのは「投資を始めてよかった」になります。
投資を始める前の自分
- 預金も資産もゼロ
- 老後のことなんて考えてすらいなかった
- 投資なんてお金のない自分には無理
投資を始めた後の自分
- 預金と投資で1200万円
- 老後のお金の不安がへった
- 投資は誰でもできる。100円からもでもいいから今すぐはじめたほうがいい。
「投資」というとハードルが高いと感じるかもしれません。実際、僕もそうでした。
投資を始めるまでは、投資はどこかのお金がある人がやることで、自分にはまったく関係のないものだと思っていました。
でも、実際にやってみると、少ない額から始められるし、手間もかからないし、「誰でもできる」ということがわかりました。
お金が十分足りていて、将来の不安がない人は投資をする必要はないかもしれませんが、そうでない人には投資、特につみたてNISAは将来のお金を増やして不安を取り除ける簡単な方法になります。
口座は無料で開設できます。もちろん口座維持費もかかりません。
まだ始めていない人は、まずは情報収集も兼ねて口座を開いてみてはいかがでしょうか。
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