資産運用

【2025年版】e-Taxで簡単!トラリピ、トライオートFX・ETFの確定申告ガイド

  • 投資の利益が出たけど、確定申告が必要なの?
  • e-Taxって難しそう…どうやって申告するの?
  • 確定申告の時期が来たけど、e-Taxって難しそう…

投資をしてある程度の利益がでると確定申告が必要になります。

この記事では、e-Taxを使った確定申告のやり方を、初心者でも分かるように画像付きで解説します(自分の備忘録も含めて)。

確定申告は、税務署に行って長蛇の列に並んで書類を提出する、というイメージを持っている人も多いと思いますが、圧倒的に簡単なのは、国税庁の電子申告・納税システムのe-Taxを利用する方法です。

e-Taxを利用すれば、税務署に行く必要もなければ、書類を印刷する必要もありません。それどころか30分ほどですべての手続きを済ませてしまうことができるのでとても便利です。

令和6年分の確定申告期間は、2025年2月17日(月)から2025年3月17日(月)です。 申告・納税義務がある人は確定申告期間中に手続きをしなければいけません。 詳しくは国税庁のサイトをご確認ください。

e-Taxを利用するためには「マイナンバーカード」と「マイナンバーカード読み取りに対応したスマートフォン又はICカードリーダライタ」が必要になります。 詳しくは国税庁のサイトをご確認ください。


確定申告が必要な人

まずは、確定申告をする必要があるかを確認しましょう。

確定申告が必要な人

条件確定申告の必要性
給与所得者(会社員・公務員)副業の所得が年間20万円超
専業主婦・学生・無職所得が48万円超
個人事業主・副業で確定申告が必要な人すべての所得を合算して申告

トラリピやトライオートFX・ETFの利益は「先物取引に係る雑所得等」に分類され、税率は 一律20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)です。

確定申告をする必要がない人

給与所得者(会社員・公務員)や専業主婦・学生・無職の人は、所得が基準に満たない場合は確定申告をする必要がありません。

ただし、損が出た場合はかならず確定申告をしましょう。損失は繰り越すことができるので、他の利益と相殺したり、翌年の利益と相殺して節税することができます。


e-Taxのメリット

e-Taxとは、確定申告のような国税に関する各種の手続について、インターネット等を利用して電子的に手続が行えるシステムです。

国税庁によると確定申告をする7割の方がe-Taxを利用しているそうです。e-Taxには手書きでの申告と比べると様々なメリットがあります。

  • 控除証明書等の添付書類の提出を省略でき、郵送や窓口へ持参する手間や費用が不要
  • 書面提出よりも還付金を早く受け取ることができる(e-Tax:3週間程度、書面申告:1ヶ月~1ヶ月半程度)

また、「マイナポータル連携」を利用すると、給与所得の源泉徴収票の情報や医療費控除、ふるさと納税に係る寄附金控除などの項目を自動入力することができ、申告書作成の手間も削減できます。マイナンバーカードとマイナンバーカード読取対応スマートフォン等を持っている方は、e-Taxを利用したほうが圧倒的に便利です。


確定申告の事前準備:必要な書類を準備

1年間でどのくらい利益や損がでたのかを把握するために 年間損益報告書 が必要になります。トラリピ、トライオートの報告書の場所は次の通りです。

【マネースクエア(トラリピ)】

ログイン後、左上の「≡」をクリックし、画面右端の「報告書」をクリックします。
登録したメールアドレスに送られてきた認証コードを入力することで、報告書の画面になります。
報告書の期間を2024年1月1日~2024年12月31日に設定し、「PDFダウンロード」をクリックすると報告書のダウンロードができます。

【インヴァスト証券(トライオートFX・ETF)】

ログイン後、左上の「≡」をクリックし、画面左の「報告書」をクリックします。
「FX」や「ETF」などを上のタブで選択肢します。
報告書の期間を2024年1月1日~2024年12月31日に設定し、「検索」をクリックすると報告書のダウンロードができます。


e-Taxでの確定申告の準備

まずは、トラリピやトライオートの入力画面までたどり着くまでの手順を説明します。

良くも悪くもe-Taxは順番どおりに作業を進めていかなくてはいけません。途中、マイナンバーカードが必要になるのであらかじめ準備しておくようにしましょう。

国税庁のホームページ「確定申告書作成コーナー」を利用した確定申告は申告書の作成途中で作業を止めても、途中から作業を再開できます。

【STEP 1:e-Taxにアクセス】

まず、国税庁の 確定申告書作成コーナー にアクセスします。

「作成開始」をクリックすると新しいウィンドウが立ち上がります。

【STEP 2:提出方法を選ぶ】

提出方法を選ぶ画面になるので、「はい」を選んで、「認証方法の選択」でスマホかカードリーダを選択します。

【STEP 3:作成する申告書を選ぶ】

個人で事業をしていない方は「所得税」を選びます。

【STEP 4:マイナポータルとの連携

続く画面ではマイナポータルとの連携を尋ねられます。2025年3月現在、マネースクエアやインヴァスト証券はマイナポータルと連携していません。楽天証券やSBI証券などのいくつかの証券会社は連携可能なので、連携すると入力の手間が省けます(あらかじめ金融機関で手続きが必要です)。

マイナポータルと連携可能な機関は国税庁「マイナポータル連携可能な控除証明書等発行主体一覧」で確認できます。

【STEP 5:マイナンバーカードの読み取り】

【STEP 2】で選択した方法で認証をします。スマホではアプリ「Mynaportal」を使用して認証になります。

パソコンの画面に表示されているQRコードをスマホアプリから読み取ることで認証となります。

【STEP 6:xmlデータの読み込み】

医療費通知や寄附金控除など申告に関する電子データ(xml形式)がある人は、この画面で読み込むことができます。

【STEP 7:申告する所得の選択等】

申告する所得を全て選ぶ必要があります。

トラリピやトライオートの利益は「その他の収入がある方」の「先物取引」に分類されるので、忘れずにチェックを入れてください。

ここで確定申告の準備が終わりです。次の画面からは実際の入力の画面になります。


トラリピ、トライオートの入力

【STEP 1:「先物取引に係る雑所得等」をクリック】

【STEP 2:「先物取引を入力する」をクリック】

画面中央の黄色の「先物取引を入力する」をクリックし、1件ずつ入力していきます。

【STEP 3:取引内容の入力】

「種類」、「決済の方法」、「収入金額」を入力します。

「種類」には取引サービスの名称を、「決済の方法」は仕切、「収入金額」には1年間の損益書いています。「種類」の書きかたに決まりはないので、自分が後から見返してわかるように書きましょう。
1年間分の取引をまとめて記載する場合は「決済年月日」と「数量」は空欄でかまいません(国税庁「入力例」より)。

また、上の図では省略していますが、画面の下部で経費(書籍代やセミナー費など)を入力することができます。

トライオートETF・FXも同様に入力します。

【STEP 4:入力の確認】

全ての入力が終わったら「入力終了」を押して終わりになります。クリックする前に入力内容が間違っていないか確認をしておきましょう。

トラリピやトライオートに係る部分はこれで終わりになります。

あとは、ふるさと納税や医療費控除など、他の項目の入力すれば確定申告は終わりとなります。


知っておきたい「節税テクニック」

損益通算を活用しよう!

トラリピ(FX)やトライオートFX、トライオートETFは 損益通算 をすることができます(インヴァスト証券「損益通算できる取引」)。

損益通算を行うと、損益のプラスとマイナスを合算することが可能で、その分、課税対象になる利益が減るので、納める税金の額が小さくなります

種類損益
トラリピ(FX)+100万円
トライオートETF-80万円
トライオートETF+20万円
合算+40万円
損益通算の例

例えば、もしどれか一つ損失が出ても、他の利益と相殺できるので節税することができます!上記の場合は120万円ではなく40万円に対して税金がかかります。

損失が出たら「損失繰越控除」を使う!

また、損益通算でマイナスになった場合、確定申告をすれば 3年間繰り越し可能 です。

年度損益
2023年-50万円(損失)
2024年+30万円(利益)
2025年+40万円(利益)
損失繰越控除の例

上記の場合は、2023年の-50万円を、2024年・2025年に繰り越せるので、節税効果 を得ることができます。


よくある質問

Q1. トラリピ、トライオートの利益はどこに入力する?

トライオートETFの利益は 「先物取引に係る雑所得等」 に入力します。

Q2. ふるさと納税をしたけど影響ある?

ふるさと納税を確定申告で申告すれば、寄付金控除 が適用されます。ワンストップ特例制度を利用している人も、再度記入が必要なので気を付けてください。ワンストップ特例制度は、「確定申告をしない人」を対象とした制度です。確定申告をすると、ワンストップ特例の申請は無効になり、ふるさと納税分の控除は確定申告で適用する必要があります。

Q3. 会社にバレたくないんだけど?

確定申告書の「住民税の徴収方法」で 「自分で納付」 を選択すればOK!


まとめ

「確定申告って難しそう…」と思っていた人も、手順どおりに進めれば意外と簡単です!e-Taxを使って、スムーズに申告を終わらせましょう!

まとめ

  • e-Taxで「先物取引に係る雑所得等」として申告
  • e-Taxなら税務署に行かず30分で完了
  • 損失が出たら「損益通算」と「損失繰越」を活用

  • この記事を書いた人

シロタ

将来のお金の不安を減らすため資産運用しています。

投資6年目|資産0→1400万円|月の不労収入5万円|奈良在住の40代の会社員|自動売買と自動積立で手間のかからない投資を継続|ブログでは投資のありのままを発信!

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