「投資したいけど時間がない…」
「投資に興味はあるけど、まとまったお金がない…」
「働きながらでも、ムリなく運用したい…」
僕も会社員をしながら投資を始めたとき、同じような悩みを抱えていました。
まとまった資金もなく、相場を毎日チェックする余裕もなかったんです。
そんな僕でも続けられたのが、インヴァスト証券の トライオートETF・FX でした。
設定さえすれば、24時間自動で取引をしてくれるので「ほったらかし投資」に近い形で運用できます。
2021年5月に20万円からはじめて、毎月3万円を入金しながら投資を続けています。2033年に毎月10万円のベーシックインカム(不労所得)が目標です。
この記事では、2025年8月末時点での運用実績や設定、リスク管理の工夫を正直にシェアします。
これから始めたい方の参考になれば嬉しいです。
トライオートETF・FXの特徴
- 目標:12年後に月10万円のベーシックインカム(不労所得)
- 方法:初期費用20万円、毎月3万円ずつ入金
- 管理:投資に使う時間は月に数時間
政策金利高のため、トライオートETFで思うように収益が出せない状況が続いていたので、2023年12月から新たにトライオートFXをはじめました。
Contents
トライオートETF・FXってなに?
トライオートETF・FXは、インヴァスト証券が提供する「自動売買サービス」です。
- 設定しておけば24時間自動で取引してくれる
- 相場を見続ける必要がない
- 少額(数十万円)からスタートできる
僕は平日は朝から晩まで会社員をしていますが、ムリなく運用を続けられています。
働いているときも、遊んでいるときや寝ている間も、システムが自動で売買を続けてくれます。
「仕事が忙しい」「子育てで時間がとれない」という人でも無理なく続けられるのが、トライオートETF・FXの大きなメリットです。
また、不動産投資のように数百万円単位の資金を用意する必要もなく、数十万円から気軽にスタートできるのが魅力です。
僕自身も最初は「初期費用20万円+月3万円の積立」から始めました。
今月の結果
トライオートは自動で売買されるので毎日・毎月利益が発生するのが特徴です。
トライオートETF・FXでの今月の運用結果は次のようになりました。


今月はトライオートETFでの売買利益はありませんでした。
トライオートFXの売り上げがあるので、全体としてはプラスになっています。
入金計、運用額、利回りは次のようになります。
運用方法 | 入金計 | 運用額 | 今月の利益 | 月利 |
---|---|---|---|---|
ETF | 60 万円 | 60 万円 | 0 円 | 0 % |
FX | 176 万円 | 224 万円 | +19,488 円 | +0.9 % |
合計 | 236 万円 | 284 万円 | +19,488 円 | +0.7 % |
月利1%を目標にしているのでわずかに届かずでしたが、資産全体では着実にプラスを積み上げています。
これまでの実績(開始から4年5ヶ月)

これまでの運用実績は次のようになります。
運用方法 | 累計損益 | 評価損益 | 実質損益 |
---|---|---|---|
ETF | -148,910 円 | -8,627 円 | -157,537 円 |
FX | +484,692 円 | -607,769 円 | -123,077 円 |
合計 | +335,782 円 | -616,396 円 | -280,614 円 |
ETFの累計損益がマイナスになっているのは、2023年6-7月に20万円超の損切をしたためです。
当時の体験談は【トライオートETFで20万円超の損切り!失敗から学ぶリスク管理のポイント】に詳しく書いています。
計画との比較:遠回りしても日々前進
「実際の運用結果」と「運用計画(月利1%)」を比べたのが次のグラフになります。

今のところ14ヶ月遅れになっているので、運用目標と比べると、まだまだ道半ばです。
でも、2023年に損切りをしたタイミングから立て直し、2024年には黒字化。
いまはトライオートFXとの併用で、運用は安定してきています。
投資は予定どおりいかないこともありますが、修正しながら続けることが成功のカギだと学びました。
運用方法
初期費用20万円からはじめて、毎月3万円ずつ運用金額を増やしています。

リスク管理
トライオートには「有効比率」という安全度を示す数値があります。100%を下回ると強制的にロスカットされる仕組みです。
証拠金が減ってロスカットされないように、以下のルールを決めています。
- 有効比率150%を切ったら警戒(入金準備)
- 有効比率120%を切ったら即資金投入
- 予備資金として運用額の20%を目安に現金を準備
あらかじめ運用のルールを決めておくことで、暴落時も落ち着いて運用することができます。
追加資金の投入
実際に過去2回、追加入金でロスカット対策をしています。

僕が失敗から学んだこと→金利で想定外の損失
正直、当初は「株価さえ上がれば大丈夫」と思っていました。
でも実際に運用してみて、想定外だったのが金利調整額の重さです。
- ✅ 想定していたリスク:株価の下落
- ❌ 想定していなかったリスク:“金利負担”の大きさ
特に2022年は、含み損+金利負担でダブルパンチ。
このとき学んだのは、「チャートの形より“持ち続けるコスト”を見ろ」ということでした。
今では、運用前に金利調整額をチェックしながら、無理のないレンジと本数を決めています。
▼ 金利調整額の対策について詳しくはこちら
👉 トライオートETFの長期保有は危険?金利調整額の確認方法と対策
致命的な損失を出す前に、”失敗” を経験することができてよかったと思っています。
現在の運用設定
ここでは僕が実際に使っている設定をすべて公開します。
初心者の方は参考程度に、経験者の方は見直しのヒントにしてください。
トライオートETF
現在保有している商品は「ナスダック100トリプル」で、設定は一つだけ。
設定1 | |
---|---|
商品 | ナスダック100 トリプル |
売買 | 売 |
スタート価格 | 60 |
レンジ幅 | 20 |
本数 | 20 |
数量(口) | 1 |
利確幅(ドル) | 3 |
カウンター値(ドル) | -3 |
金利調整額(円) | -1.9 |
さらに相場は下がるかなと思って「売」で注文してみましたが、今のところ相場は逆に動いています。
トライオートETFの「売」の注文はリスクが高いので、もし設定される際はしっかりとリスク対策をしたうえで注文するようにしてくださいね。
金利調整額は2025年4月の参考値です。最新の値は公式サイトで確認してください。
トライオートFX
すべて、レンジ相場×プラススワップの組み合わせを重視しています。
設定1 | 設定2 | 設定3 | 設定4 | 設定5 | 設定6 | |
---|---|---|---|---|---|---|
商品 | EUR/GBP | EUR/PLN | AUD/NZD | AUD/NZD | USD/CHF | EUR/GBP |
売買 | 売 | 売 | 売 | 買 | 買 | 売 |
スタート価格 | 0.82 | 4.1 | 1.06 | 1.11 | 0.922 | 0.82 |
レンジ幅 (pips) | 800 | 2,000 | 800 | 800 | 900 | 800 |
本数 | 50 | 40 | 50 | 40 | 30 | 13 |
数量 (万) | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
利確幅(pips) | 20 | 100 | 20 | 20 | 20 | 20 |
カウンター値(pips) | 20 | 100 | 20 | 20 | 20 | 20 |
スワップ(円) | 114 | 74 | -23 | 23 | 130 | 114 |
現在の設定は、量が多いのと、EURに偏りすぎています。設定を取り消すか、注文数を減らそうと考えています。
▼トライオートFXの設定に関しては、こちらの記事で詳しく書いています。
👉 トライオートFX最新の設定
初心者の方は、最初から僕と同じように複雑な設定をする必要はありません。少額+シンプル設定で始めて、慣れたら本数を増やすのがおすすめです。
スワップポイントは2025年4月の参考値です。最新の値は公式サイトで確認してください。
投資全体での位置づけ
トライオートは、僕の資産形成の中では「自由をつくる投資」に位置づけていて、NISAやiDeCoと住み分けながら運用しています。
- トラリピ・トライオート・SPYD → 「近い将来の不労所得」
- NISA・iDeCo → 「老後資金」
運用方法 | 初期費用 | 月々 | 目標 |
---|---|---|---|
トラリピ | 24万円 | 2.5万円 | 月10万円の利益 |
トライオート | 20万円 | 3.0万円 | 同上 |
SPYD (ETF) | 0円 | 0.6万円 | 年間配当4万円 |
NISA・iDeCo | 0円 | 5.0万円 | 老後資金6000万円 |
トラリピ(FXの自動売買)もトライオートと同じくらいの利益をめざして運用しています。【トラリピの最新運用報告】
SPYDは米国高配当ETFで、年4回配当を受け取れるのが魅力。毎月1株ずつ積立中です。【SPYDを毎月1株積立してみる】
老後資金については、NISAとiDeCoを活用して毎月5万円を積立中。65歳に6000万円をつくり、そこから毎月40万円を“自分年金”として受け取る計画です。【老後資金の運用実績】
近い将来の自由になるお金をつくるのが「トラリピ、トライオート、SPYD」、老後に備えるのが「NISAやiDeCo」という使い分けです。
まとめ:ETFだけに頼らず、FXとの組み合わせで安定運用へ
この記事では、2025年8月のトライオートETF・FXの運用実績や設定、リスク管理について紹介しました。
- ETFはマイナスを経験しつつも、FXとの併用で安定化
- 月利1%には届かずも、長期的には右肩上がり
- ルールを決めて資金管理すれば安心して継続可能
僕は最初は20万円から始めました。少額でも一歩を踏み出せば、将来の「安心」に近づけます。
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今月でトライオートETFを始めて4年5ヶ月目。
うまくいった時期もあれば、反省の時期もありました。
2023年12月からはトライオートETFの不調を補うためにトライオートFXをはじめています。
当初の計画とは変わりましたが、最終目標の「月10万円のベーシックインカム」は変わりません。
トライオートETFとFXの“二刀流”で、これからも地道に積み上げていきます。