2032年に毎月10万円のベーシックインカムを目指してトライオートETF・FXを運用しています。
今月は 3.4万円の利益 が出ました。
この記事では、【2024年12月】末時点でのトライオートETF・FXの運用結果や設定について書いています。
トライオートETFで思うように収益が出せない状況が続いているので、2023年12月から新たにトライオートFXをはじめました。
トライオートETF・FXの特徴
- 目標:12年後に月10万円のベーシックインカム(不労所得)
- 方法:初期費用20万円、毎月3万円ずつ入金
- 管理:投資に使う時間は月に数時間
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Contents
トライオートETF・FXとは?
トライオートETF・FXとは、インヴァスト証券が提供しているETFやFXの自動注文をしてくれる機能です。 一度設定さえしてしまえば全て自動で取引してくれるので、時間も手間もかけずに運用することができます。ETFの自動売買やFXの自動売買サービスはたくさんありますが、注文設定がとてもシンプルで、誰でも同じ利益になる再現性の高さが人気のサービスになっています。
星の数ほどある投資の中で、トライオートETF・FXを選んだ理由は2つあります。
特徴①:大きな初期費用が必要ない
一つは、100万円や1000万円といった大きな初期費用を用意する必要がないことです。
マンションやアパート投資では大きな初期費用が必要になりますが、トライオートETF・FXは数十万円の初期費用で始めることができるので、まとまった初期費用が準備できない人でも始めやすい投資になっています。
特徴②:ほとんどほったらかしでいい
もう一つは、管理が圧倒的に楽な点です。
初めの設定だけ済ませてしまえばあとはシステムが24時間自動で売買してくれるので手間はほとんどかかりません。寝る時間を削って株価をチェックしたり、パソコンモニターを何台も並べる必要もありません。
トライオートETF・FXは、投資をしてみたいけど大きなお金を準備するのが難しい人や、子育てや仕事で朝から晩まで忙しくて投資の時間がとれないという人でも始めやすい投資になっています。
今月の結果
今月の運用実績は 33,862 円 でした。利回りも1.57%と目標の1%を超えているので問題なしです!
今月の取引結果
今月の損益:+33,862 円
今月の利益率:+1.57%
トライオートFXを始めたおかげで、トライオートETFだけの時よりも利益がふえています。
これまでの推移
これまでの運用実績は次の通りになります。
これまでの累計
確定損益:40,104 円
評価損益:-73,549 円
実質損益:-33,445 円
最大でマイナス70万円i以上の評価損を抱えていた時もありましたが、2023年6月にマイナス20万円まで回復したところで損切をしました。
損切をした理由は、保有しているだけで毎月数万円の「金利調整額」が発生していたためです。
この時の「学び」は次の記事で詳しく書いています。
トライオートETFの長期保有は危険?金利調整額の確認方法と対策
損切以降は、なんとかプラス運用できているので、損切した分を早く取り戻せたらいいなと思っています。
計画との比較
「実際の運用結果」と「運用計画(月利1%)」を比べたのが上のグラフになります。
予定よりも遅れるどころかマイナスになっていましたが、先月からようやくマイナスを脱しました!
金利高がもうしばらく続きそうなので、トライオートETFの運用は少し控えることにして、代わりにトライオートFXの運用を始めました(2023年12月~)。
運用方法
初期費用20万円からはじめて、毎月3万円ずつ運用金額を増やしています。
リスク管理
トライオートETF・FXでは口座に預けている証拠金が不足すると、ロスカット(強制決済、強制損切)と呼ばれる仕組みがあります。
ロスカットになるとすべての設定が解約されてしまうので十分注意しなければなりません。
ロスカットの基準は「有効比率(有効比率=有効証拠金額÷必要証拠金額×100)が100%未満」となります。
有効比率が150%・120%になるとアラートメールが届いて注意喚起があるので、メールはいつでも気づけるようにしておく必要があります。
僕がしている対策としては
① 150%を切ったら警戒する(資金の準備をする)
② 120%を切ったら資金を投入する
になります。
予備資金として銀行預金を用意しているので、①になったら資金を振り込む準備をする、②になったら必要な資金を投入するというように決めています。
実際に、過去に2度予備資金を投入しています。
追加資金の投入
ハイリスクな設定だったため口座の資金が足らなくなりそうな時が過去に2回あり、追加資金を投入しています。
2022年3月に40万円、10月に20万円を追加入金しています。
反省
トライオートETFのことをわかったつもりでハイリスクな設定をしていました。
- 想定していたこと → 株価が下がること
- 想定していなかったこと → 金利分がこんなに重くのしかかること
- 学んだこと → 大きく下落した時に「金利分」が大打撃になる
- 今後どうするか → 「金利調整額」を確認しながら計画をたてる
大きなマイナスを出してしまった「金利調整額」については、こちらの記事で詳しく書いています。
トライオートETFの長期保有は危険?金利調整額の確認方法と対策
20万を超える損失を出してはしまいましたが、なんとか持ちこたえることができました。
致命的な損失を出す前に、今回の失敗を経験することができてよかったと思っています。
トライオートETF・FXの設定
僕の設定を紹介します。
参考程度にみてもらってもいいですし、そっくりそのまま設定をコピーしても大丈夫です。
トライオートETF
現在保有している商品は1つで「S&P500ダブル」になります。
「金利調整額」が低い商品の中から、値が上がりそうな商品を選んでいます。
S&P500ダブル
値幅:85-110
本数:50
利確幅:1
数量 (口):1
カウンター値:-1
カウンター値:固定
先月までの設定は値幅が「80-95」でしたが、今月は相場が上に動いたので、値幅を「85-110」に変更しました。
トライオートFX
利益を上げるため10月から商品を増やしました。
増やしたのは「USD/CHF」の「買」です。
この商品はスワップポイントがプラスになります。
この通貨はレンジ相場になっていることと、今はレンジの下の方に位置していることとスワップポイントが「買」でプラスだったので、「買」の注文をしました。
★NEW★ USD/CHF
売買:買
スタート価格:0.9100
レンジ幅(pips):840
本数:40
数量(万):0.1
利確幅(pips):20
カウンター値(pips):-20
カウンター値:固定
その他の設定はそのままです。
EUR/GBP
売買:売
スタート価格:0.8200
レンジ幅(pips):800
本数:50
数量(万):0.1
利確幅(pips):20
カウンター値(pips):-20
カウンター値:固定
AUD/NZD
売買:売
スタート価格:1.0600
レンジ幅(pips):800
本数:50
数量(万):0.1
利確幅(pips):20
カウンター値(pips):-20
カウンター値:固定
EUR/PLN
売買:売
スタート価格:4.2500
レンジ幅(pips):1600
本数:16
数量(万):0.1
利確幅(pips):100
カウンター値(pips):-100
カウンター値:固定
AUD/NZD
売買:買
スタート価格:1.1000
レンジ幅(pips):800
本数:40
数量(万):0.1
利確幅(pips):20
カウンター値(pips):-20
カウンター値:固定
トライオートETF・FX以外の運用
12年後のベーシックインカムと20年後の老後資金のための投資をしています。
- 12年後のベーシックインカム
- 20年後の老後資金
ベーシックインカム
初期費用 | 月々 | 目標 | |
トラリピ | 24万円 | 2.5万円 | 12年後に月10万円の利益 |
トライオートETF・FX | 20万円 | 3.0万円 | 12年後に月10万円の利益 |
米国株ETF | 0円 | 0.6万円 | 12年後に年4万円の利益 |
トライオートFXと同じよう「FX」の自動売買ができるマネースクエアの「トラリピ」というサービスを利用しています。
米国株ETFはSPYDという銘柄を毎月1株ずつ購入しています。
SPYDは年利5%の配当が期待できる人気の米国ETFになります。SPYDを購入することで、米国S&P500指数構成銘柄のうち、高配当利回り上位80銘柄に分散投資をすることができます。
SBI証券では、1株から自動で定期購入ができるので、少額で米国株をはじめてみたい人にはおススメです。→2024年から新NISAが始まったので、楽天証券での運用に切り替えました。
老後資金
老後資金を貯めるために、「iDeCo」と「NISA」をしています。
65歳までに4100万円貯まる予定で、65歳まで毎月22万円を自分年金として受け取る予定です。
iDeCoも新NISAも節税しながら老後資金を貯めることができます。
どちらも初期費用はゼロ円で、毎月一定額をつみたてています。
また、奨学金の返済があるので、もしものために「死亡給付金付の個人年金保険」にも加入しています。
まとめ
この記事では、2024年12月末時点でのトライオートETF・FXの運用結果や設定について書きました。
今月でトライオートETFを始めて3年9ヶ月になります。2023年12月からはトライオートETFの不調を補うために「トライオートFX」をはじめています。
当初の予定とは変わりましたが、最終目標の「12年後に月10万円のベーシックインカム」は変更していません。目の前の問題に臨機応変に対応していきながら、コツコツ続けていきたいと思います。
次の記事では「金利調整額の確認方法と対策」について解説しているので、これからトライオートETFを始めようとする人は、こちらの記事も併せて読んでみてください。
トライオートETFの長期保有は危険?金利調整額の確認方法と対策
2022年、2023年と不調続きのトライオートETFでしたが、米国の政策金利の上昇も落ち着き、株価も回復してきているので、2024年からは少しずつ復活してきています。
今後は、今年以上にトライオートETFとFXの「二刀流」で利益が出せるように頑張りたいと思います。
関連
トライオートETF・FX(インヴァスト証券)
トラリピ(マネースクエア)
NISA(楽天証券)
iDeCo(SBI証券)
金融庁
日本証券業協会
証券取引等監視委員会
一般社団法人金融先物取引業協会