「将来のお金、ほんとに足りるのかな…。」
そんな不安からはじめたトライオートETF。
最初は順調でしたが、気づけば“金利地獄”に。
結果、戦略を柔軟に変えながら、なんとかプラスに持ち直しました。
今回は、リアルな失敗談と生き残りのために実践した方法をまとめます。
Contents
ETFはほったらかしで稼げる…はずだった?
2021年4月に運用スタート。
最初の半年は利益も順調に伸びて、「これはうまくいくかも」と手応えを感じていました。
しかし、油断していたところに、相場と金利環境の大きな変化が訪れます。

金利調整額が上がって、利益が圧迫されるように
2022年夏ごろから、米国ETFの金利調整額が急騰。
たった1年で10%以上も上がり、保有しているだけでコストがどんどん膨らむ状況に。

売買してもマイナス、持ち続けてもマイナス…。
徐々に収支が悪化していきました。
3年目で約20万円の損切りを決断
2023年3月、ついに金利調整額だけで月5万円超のマイナスに。
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このまま保有し続けるよりも損切りしてしまった方が損が少ないと判断して、6月に約20万円の損切り。
金利調整額の怖さを思い知る
2023年になるとETFのチャートは右肩上がり。

なのに、実際には利益がほとんど出ませんでした。
理由は、金利調整額で利益がどんどん削られていたからです。
特に、今のように金利が高い環境では、ETFだけで運用を続けるのは正直キツいと感じました。
4年目は“トライオートFX”との二刀流で挽回
2023年12月、運用資金の一部をトライオートFXに移動。
この切り替えが功を奏し、4年目は大きくプラスに転じました。
次の表は年間の損益をまとめたものです。
運用年 | ETF | FX | 合計 |
---|---|---|---|
1年目 | 89,833 | - | 89,833 |
2年目 | -109,679 | - | -109,679 |
3年目 | -165,227 | 25,568 | -139,659 |
4年目 | 44,751 | 261,485 | 306,236 |
金利調整額に苦しんだ2年目、3年目はマイナス。
でも、トライオートFXを本格運用した4年目は大きくプラスに!
トライオートFX運用を取り入れたことで、ETFの損失分を取り返すことに成功しました。
現在の運用スタイル(2025年春)
現在も毎月3万円の入金は続けていますが、全てトライオートFXに入金しています。
- トライオートETF:金利負担が重く、追加投資はストップ中
- トライオートFX:毎月3万円入金。入金計161万円(2025年3月現在)
この一年のETFとFXの利益をグラフにしてみました。

FXのおかげで、毎月しっかりと利益を出せています。
運用年 | 運用額 | 利益計 | 年利換算 |
---|---|---|---|
ETF | 600,000 | 44,751 | 7.5% |
FX | 1,584,638 | 261,485 | 16.5% |
合計 | 2,184,638 | 306,236 | 14.0% |
「金利が高い今」は、圧倒的にFXが有利と感じています。
今から始めるならトライオートFXが無難かも
自動売買に興味があるなら、ETFだけにこだわらずFXとの“二刀流”戦略がほんとおすすめです。
FXでは、スワップがプラスになる通貨ペアも多いので、金利に苦労することも減ります。
今なら、金利に強い「トライオートFX」が有利。
「自動売買を始めるならどっち?」と迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ:「続けるために、変える」
投資は続けることが大事。
でも「同じやり方に固執する」のはリスクにもなります。
市場環境に合わせて、柔軟に戦略を切り替える。
それが、長く生き残るために必要だと実感しました。
これからもリアルな運用体験と学びを発信していきます!