老後資金

iDeCoとNISA、老後資金の運用経過(2024年12月)

老後資金の準備していますか?

僕は2020年に、老後資金として65歳で2,400万円の資産を目指して運用をはじめました。

この記事では老後資金として運用している「NISA」と「iDeCo」のこれまでの結果をまとめています。

老後資産運用の特徴

  • 初期費用ゼロ
  • NISAとiDeCoで節税しながら運用(旧NISA含む)
  • 65歳で5000万円の老後資金

NISAもiDeCoも定期預金のように自動で積立をしてくれるのでほとんどほったらかしで運用ができます。

月々の運用額と商品を決めてしまえば他にやることは何もありません。

クレジットカードで支払い、もしくは口座にお金を入れておくだけなので運用の手間は銀行預金とほとんどかわりありません。

そのため忙しくて投資の時間がとれない人でもできる”放置系”の資産形成方法になっています。
  

新NISAとは?

"新"NISAとは、2024年1月からスタートした、少額から長期・積立・分散投資を促進するための非課税制度です。毎年360万円までの投資に対する利益が非課税になります。取り扱われている商品は国がチェックしているものになるので、他の商品に比べて安心して購入することができます。

iDeCoとは?

iDeCoとは「個人型確定拠出年金」のことで、個人で毎月お金を拠出する「自分年金」制度になります。つみたてNISA同様に運用益に税金がかかりません。また、拠出した掛金は全額所得控除されるので、当年分の所得税と翌年分の住民税が軽減されます。

  

今月までの実績(2024年12月)

2024年12月末の老後資金の資産(評価額)は 3,940,059 円 でした。

投資元本が 2,575,298円なので +1,364,761 円の利益に相当します。

今月から始まった新NISA(つみたて投資枠)も順調に増えています。

毎月自動で積み立てています。 NISA(27,000円)はクレジットカード決済で、iDeCo(23,000円)は口座からの自動引き落としです。

口座にお金さえいれておけば自動で投資(購入)してくれるので、初期設定さえしてしまえばほとんど何もせず運用できるのが「NISA」と「iDeCo」のメリットになります。  
 

損益の変動

評価損益がどうなっているのか、これまでの数値をグラフにしてみました。
 

上がったり下がったりを繰り返しながら増えてきています。

評価損益は7月初旬に120万円まで伸び、8月に70万を切りましたが、今は140万円まで増えています。
  

計画との比較

新NISAが始まったので、計画を変更しました。

iDeCoは2.3万円のままで、試しに、NISAの運用額を2.7万円に減らしてみました。

初期費用運用額(月額)
iDeCo0円2.3万円
NISA0円2.7万円

このまま投資を続けると、65歳で6000万円の資産になる予定です(年利7%で計算)。

これまでの運用と比較

黄色の線が金利7%で運用した場合の資産になります。緑は実際の資産額です。

2023年の夏までは計画と同じくらいでしたが、夏以降から大幅にパフォーマンスがよくなっています。

65歳までの計画

年利7%で計算すると、65歳には5900万円の資産になっている予定です。

合計入金額は1700万円なので、4200万円が投資によって増えることに。
 

合計旧NISA新NISAiDeCo
運用額1770 万円130 万円850 万円790 万円
評価額5940 万円930 万円2560 万円2550 万円
損益+4170 万円+800 万円+1710 万円+1760 万円

あくまでも計算なので、将来どうなっているかはわかりませんが、今のところ予定を上回る運用ができているので、期待できそうです。

65歳からの計画

65歳になった後もすぐには現金化せずそのまま運用を続けながら、毎月必要な額を取り出して使おうと思っています。

そうすると、95歳までの30年間毎月39万円ほどを「自分年金」として受けとれる計算になります。

投資ではなく銀行預金(金利0.2%、※2025年1月のメガバンクの普通預金の金利)にした場合、毎月の受け取れる額は17万円にしかなりません。  

これから始める方へ

NISAとiDeCoどちらを始めるか

NISA(つみたて投資枠)とiDeCoの違いをざっくりまとめてみました。
 

項目新NISA(つみたて投資枠)iDeCo
運用期間無期限加入時~60歳
毎年非課税枠120万14.4~81.6万
最小金額(月額)100円5,000円
取扱商品投資信託、ETF定期預金、投資信託、保険
口座開設手数料無料2,829円
運用手数料(月額)無料 171円~
所得控除なしあり(全額)
途中の引き出しいつでも可能原則60歳~

 
とりあえず投資を始めてみたいという方は最低100円からはじめられる「新NISA」の方が取り組みやすいと思います。

また、預金に余裕がないという人もNISAの方がオススメです。

NISAはいつでも売却し現金にできますが、iDeCoは原則60歳まで引き出すことができません。

逆に、ある程度預金に余裕があったり、老後資金としての本格的な運用を考えている方は「iDeCo」の方がおススメです。

iDeCoには所得控除があるので、翌年の支払う税金が少なくなるのがNISAとの大きな違いとなります。  
  

口座はネット証券がお得

つみたてNISAやiDeCoを始める場合は金融機関で専用口座を開く必要があり「証券会社」を利用するのが一般的です。

証券会社にはインターネットのみで取引する「ネット証券」と、店頭で直接売買ができる「店頭証券」があります。

ネット証券は実際の店舗がない分コストを下げることができるので手数料が店頭証券より安くなる傾向にあります。  
  

オススメの証券会社

①楽天証券

楽天証券の特徴

  • 楽天ポイントで株や投資信託が買える
  • 楽天銀行などの他のグループと連帯でさらにお得(ポイント+1%)
  • クレジットカードで積立設定ができる(ポイントも付与される)

楽天証券では積立投資でポイントが貯まるだけではなく、自分が今まで貯めてきた楽天ポイントで投資信託や株式を購入することが可能です。

また楽天市場でもらえるポイントが+1倍になるのでダブルでお得になります。  

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2021年個人資産運用顧客満足度調査でネット証券部門総合1位

  

②SBI証券

SBI証券の特徴

  • Vポイントが「貯まる」&「使える」
  • クレジットカードで積立設定ができる(ポイントも付与される)
  • HDI-Japan2020「問合せ窓口格付け」「Webサポート格付け」で国内最高評価となる「三つ星」を獲得

SBI証券は、ネット証券会社の最大手になります。

口座開設数が500万講座で業界トップクラス、2020年に「オリコン顧客満足度ランキング」のネット証券部門で5年連続13度目となる1位を獲得しています。  

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初心者でも安心してはじめられる充実のサポート体制

  

③松井証券

松井証券

  • 松井証券ポイントが貯まる(Amazonポイントなどに交換可能)
  • 「2021年個人資産運用顧客満足度調査」で2年連続でネット証券部門総合1位を受賞
  • 25歳以下なら国内株の売買手数料が完全無料

松井証券は創業90年のネット証券老舗企業です。

テレビでおなじみの株主優待名人・桐谷さんが30年愛用している会社としても有名です。    

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NISA(つみたて投資枠)で比較

つみたてNISAの対象商品は、金融庁が示した一定の要件を満たす「投資信託」と「ETF(上場株式投資信託)」になります。

2023年2月8日時点では、インデックス型投資信託187本、アクティブ型投資信託26本、ETF7本が対象商品に選ばれていますが、商品の取扱本数は金融機関によって異なります(2023年2月時点)。

証券会社商品数購入手数料ポイントクレジットカード
楽天証券1860円楽天ポイント楽天カード
SBI証券1870円Vポイント三井住友VISAカード、他
松井証券1800円松井証券ポイントMATSUI SECURITIES CARD
auカブコム証券1830円PontaポイントauPayカード
マネックス証券1600円マネックスポイントマネックスカード
 
 

iDeCoで比較

iDeCoで選べる商品はつみたてNISAよりかなり少なっています(2022年3月時点)。

また、ネット証券以外では手数料が高くつくところもあるので、証券会社を選らぶときは注意がしないと予期しない損をすることにつながるので注意してください。

証券会社商品数加入時手数料口座管理手数料(月額)証券会社手数料(月額)
SBI証券362,829円171円0円
松井証券392,829円171円0円
楽天証券312,829円171円0円
auカブコム証券272,829円171円0円
マネックス証券262,829円171円0円

 

まとめ

老後資金の運用をはじめて今月で4年10ヶ月が経ちました。

これまでで合計258万円を投資して、資産は394万円(+136万円、+53%)までふえました。

投資にはリスクがありますが、その分リターンがあります。

リスクを減らす方法の一つが「長期投資」になるので、数十年運用できるNISAやiDeCoはリスクへの対策がとられていると言えます。

まだ投資をしていない人は負担のない範囲で投資を始めてみてはいかがでしょうか?

iDeCoなら5000円、NISAなら100円からはじめることができます。

  

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関連

NISA(楽天証券)
iDeCo(SBI証券)
日本年金機構
金融庁
日本証券業協会
証券取引等監視委員会
一般社団法人金融先物取引業協会

  

  • この記事を書いた人

シロタ

老後のお金の不安を減らすため資産運用しています。

投資6年目|資産0→1400万円|月の不労収入5万円|奈良在住の40代の会社員|自動売買と自動積立で手間のかからない投資を継続|ブログでは投資のありのままを発信!

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