トライオートETFを運用していて、想定以上に負担になったのが「金利調整額」でした。
僕の場合、2023年3月には金利調整額だけで**-51,946円**になっています。運用を始めた頃は株価の動きを中心に見ていて、建玉を持っている間のコストまでは十分に確認できていませんでした。
この記事では、実際の運用結果をもとに、金利調整額の仕組みや確認方法、長く保有して感じた注意点をまとめます。
トライオートETFは2026年7月18日にトライオートCFDへ統合され、旧トライオートETF口座は「バラエティCFD口座」へ名称が変わりました。この記事では、旧トライオートETFを運用していたときの経験を中心に紹介します。
僕自身のトライオートETF運用は、サービス統合前の2026年6月に運用を終了しました。約5年間の最終結果と、運用を終了した理由は「【運用終了】トライオートETFを5年間続けて損切りした理由と最終結果」にまとめています。
金利調整額とは?建玉を保有している間にかかるコスト
トライオートETFでは、建玉を保有している間に金利調整額が発生します。
現在のトライオートCFD(バラエティCFD)でも同じ仕組みが引き継がれており、証拠金取引で購入代金を調達するためのコストとして、保有しているポジションに金利調整額が発生します。
僕が運用を始めた頃は、株価が下がっても戻るまで待てばいいと考えていました。
実際には、待っている間にもコストがかかります。数日程度なら小さく見えても、建玉を長く持つほど影響が積み重なっていきました。
僕が長期保有で気になったのは、この部分です。
実際に金利調整額が5万円を超えた
金利調整額を意識するようになったのは、2022年以降です。
2021年はそれほど気にならない金額でした。建玉を長く持つようになると負担が大きくなり、2023年3月の損益計算書では金利・貸株料調整額が-51,946円になっています。
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売買損益は1,929円のプラスでした。それでも金利調整額などを含めると、合計では-48,469円です。
当時の僕は、株価や売買で発生する利益を中心に見ていました。
「売買では利益が出ているのに、思ったほど資産が増えない」と感じてから確認すると、金利調整額の負担がかなり大きくなっていたという状況です。
この金利調整額の増加もあり、2023年には20万円を超える損切りをしています。
損切りするまでの経緯や、その経験から見直したことはこちらの記事にまとめました。
→ トライオートETFで20万円超の損切り!失敗から学ぶリスク管理のポイント
金利調整額の確認方法
金利調整額は、取引画面から確認できます。
2026年7月のサービス統合後は、旧トライオートETFが「トライオートCFD(バラエティCFD)」という名称に変わりました。現在の公式FAQでは、保有建玉に発生した累積の金利調整額を「建玉照会」「約定照会」で確認できます。
保有している建玉の累積額を確認する
現在保有している建玉については、「建玉照会」から累積の金利調整額を確認できます。
決済済みの建玉については、「約定照会」で確認可能です。
僕のように長く建玉を持つ場合は、売買損益だけではなく、この金額も合わせて確認しておいた方が運用状況を把握しやすくなります。
1日あたりの金利調整額を確認する
各銘柄の1日あたりの金利調整額は、現在の取引画面から、
左上の三本線メニュー → お客様サポート → バラエティCFD金利調整額
と進むと確認できます。
公式サイトには「金利配当相当額カレンダー」もあり、バラエティCFDの銘柄ごとの金利調整額を確認できます。
金利調整額はずっと同じではない
僕が運用していて見落としていたのが、金利調整額は変わるということでした。
記事に残している当時のデータでは、金利調整額の水準が2022年から2023年にかけて大きく上昇しています。運用を始めた頃に負担が小さかったため、その感覚のまま建玉を持ち続けていました。

また、2023年4月当時の金利表では、「ナスダック100」の買い建玉で1口あたり1日-16.212円となっていた時期もありました。
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1日だけを見ると、それほど大きな金額には見えません。
建玉の数が増えたり、保有期間が長くなったりすると、その分だけ影響も大きくなります。僕の場合は、この積み重なりを十分に見ていませんでした。
現在も金利調整額は銘柄や日によって変わるため、最新の金額は公式のカレンダーや取引画面で確認できます。
現在の銘柄ごとの金利調整額は、こちらの記事でまとめています。
→ 【最新版】トライオートETF全銘柄の金利調整額一覧と運用の注意点
長期保有で僕が見直したこと
金利調整額で5万円を超えるマイナスを経験してから、運用を見るポイントも少し変わりました。
特に意識するようになったのは、株価だけを見ないことと、保有中にかかるコストを確認することです。
株価だけではなく金利調整額も見る
以前の僕は、株価が戻れば含み損も解消できると考えていました。
株価が戻るまでに時間がかかれば、その間にも金利調整額は発生します。長く持つ場合は、値動きだけではなく保有コストも含めて損益を見るようになりました。
金利調整額は定期的に確認する
運用を始めた頃に金利調整額が小さくても、その状態が続くとは限りません。
僕自身、最初の金額が小さかったことで確認が後回しになっていました。負担が大きくなってから気づいた経験があるので、その後は金利調整額も運用状況を見る材料のひとつにしています。
長く持ち続けるかもコスト込みで考える
含み損があると、「株価が戻るまで待ちたい」と考えることがあります。
僕も実際にそう考えて建玉を持ち続けました。その間にも金利調整額が増えたため、保有を続けるかどうかは株価だけで決めにくいと感じています。
金利調整額だけで売買を判断するわけではありません。
値動きや含み損、必要な資金なども含めて、運用方法を見直す材料のひとつとして考えるようになりました。
金利調整額の負担を考えてトライオートFXも始めた
金利調整額の負担が大きくなったあとも、すぐにトライオートETFを終了したわけではありません。
2023年12月からはETFに入れていた資金の一部を移し、トライオートFXも始めました。ETFへの追加投資は止め、毎月3万円の入金先をFXへ変更しています。
トライオートFXにも、為替変動やロスカットなどのリスクがあります。
僕の場合は、スワップも考えながら設定できることや、自動売買を続けられることから、ETFと並行して運用することにしました。
その後のトライオートFXの設定や運用結果は、毎月更新している記事にまとめています。
→ 少額から始めて月10万円を目指すトライオートFXの運用記録
まとめ
トライオートETFを長く運用していて、僕が想定以上に負担を感じたのが金利調整額でした。
2023年3月には、金利調整額だけで-51,946円になっています。株価や売買損益だけを見ていたため、保有中のコストへの意識が足りていませんでした。
この経験から、長く建玉を持つときは金利調整額も確認するようになりました。金額は一定ではないため、運用中の変化を見ることも大切だと感じています。
追記:トライオートETFは2026年6月に終了
その後もETFは続けましたが、僕自身の運用は2026年6月ですべて終了しました。
約5年間運用した最終結果と、最終的にETFを辞めた理由はこちらにまとめています。
