2032年に毎月10万円のベーシックインカム(不労収入)を目指して、2020年12月からトラリピの運用をはじめました。
初期費用24万円で、毎月2.5万円を入金しながら運用を続けています。
運用5年目の現在は、月の利益が毎月3万円ほどになりました(年利に換算すると17.5%)。
この記事では「月3万円を生むトラリピの設定」を紹介しています。この記事を読んで同じ設定をすれば、誰でも僕と同じ利益を得られます。
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Contents
トラリピとは
トラリピとは、株式会社マネースクエアが提供しているFXの自動注文をしてくれるシステムです。 一度設定さえしてしまえば全て自動で取引してくれるので、時間も手間もかけずに運用することができます。
トラリピが全く分からないという人は次の動画をみてキホンを抑えましょう(4分21秒)。
僕のトラリピの特徴
投資スタイル
- 目標:12年後に月10万円のベーシックインカム(不労所得)がゴール
- 方法:初期費用24万円、毎月2.5万円ずつ入金
- 設定:レンジ相場となる通貨ペア+複数通貨運用でリスク分散
複数通貨を運用することでリスクを分散し、さらにマイナススワップのリスクを抑えた運用を心がけています。
Googleなどで「トラリピ 設定」で検索すると、先人たちの「設定」がたくさん出てきます。また、公式サイトにもいくつかの設定が紹介されています。ネットで紹介されているほとんどは、マイナススワップを気にしない「攻」の設定とするならば、僕の設定はマイナススワップを避ける「守」の設定となります。
僕の設定は、リスク(マイナススワップ)を気にせず攻めたい人には参考にならないかもしれませんが、マイナススワップのリスクを避けた運用を考えている人の参考になれればと思います。
トラリピの運用実績
まずは「どれくらい利益が出ているの?」ということで、去年1年間の実績を紹介します。

毎月の利益を平均すると3.1万円になりますが、少ないときは1.4万円、多いときは4.8万円と、月によって変動が大きいので、安定しているとは言えないかもしれません。
2024年の運用実績
- 運用額:2,101,901 円
- 利益計: 370,528 円
- 利益率: 17.5 %
2024年は1年間で37万円の利益が出ました。運用額(平均)は210万なので、利益率は17.5%になります。
銀行預金の利回りは0.1%程度なので、比較すると驚異的な利回りですね。
2025年3月現在、運用額は250万円ほどになります。同様の運用額を用意できる人は、これから紹介する設定をそのまま真似すれば、僕と全く同じ利益を出すことができます。「設定を同じにすれば誰でも同じ利益になる」。この再現性の高さがトラリピの人気の一つです。
運用中のトラリピ設定
それでは実際に僕が運用し、月3万円の不労収入を生み出しているトラリピ設定を紹介していきます。
4つの通貨ペアで「売」・「買」合わせて6つの設定をしています。
EUR/GBP(売のみ)

AUD/NZD(売・買)

USD/CAD(売・買)

NOK/SEK(買のみ)

一つの通貨に絞らず複数の通貨で運用しているのはリスク対策のためです。
必要資金の確認方法
トラリピの注文画面で、「設定」を完了する前に「トラリピのリスクを試算」というボタンから確認することができるので、必ず確認するようにしましょう。

これは「EUR/GBP(売)」のリスクの試算になります。
注文するのに必要な資金は56万円(見積必要証拠金)、設定の上限値に達した場合の評価損が62万円(見積評価損)で、合わせると118万円の資金を持っておいたほうがいい(注文に必要な最小資金)、ということになります。
設定に必要な資金
それぞれの「注文に必要な最小資金(=推奨資金)」は次のようになります。
通貨ペア | 売買 | 推奨資金 | 見積評価損 | |
---|---|---|---|---|
A | EUR/GBP | 売 | 1,184,554 | -623,467 |
B | AUD/NZD | 買 | 248,546 | -107,930 |
C | AUD/NZD | 売 | 472,127 | -294,800 |
D | USD/CAD | 買 | 566,525 | -264,248 |
E | USD/CAD | 売 | 550,623 | -339,883 |
F | NOK/SEK | 買 | 308,386 | -136,863 |
全ての推奨資金を足すと333万円になりますが、これは設定が逆に動いた時の評価損を含みます。
BとC、DとEは互いに逆の設定になるので、同時に起こることはありません。
BとC、DとEのうち、より条件が厳しい方で必要資金を計算すると、253万円になります(A+C+D+F)。
253万円あれば絶対に大丈夫というわけではなく、あくまでも目安です。注文の設定のレンジ内で値動きする分には心配はありませんが、それを超えてくると注意が必要になってきます。
設定の特徴:スワップがプラス
設定で意識しているのは「スワップがプラス」になる組み合わせを選ぶことです。
下の表は、トラリピのスワップ一覧表になります。設定している部分を赤で囲んでみました。
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NOK/SEKはキャンペーン中で、2025年4月まではスワップポイントがありません。
<スワップは全体でプラス>
スワップがマイナスになるものもありますが、全体としては一日のスワップポイントの合計がプラスになるように心がけています。ただし、スワップポイントは日によって変わるので、最新の値は公式ページで確認してください。
マイナススワップを避ける理由
マイナスのスワップを避ける理由は、トラリピを始めて1年目の時にどんどん膨らんでいくマイナススワップをみて「不安」になったからです。
2021年10月頃に、AUD/NZDの「スワップゼロキャンペーン」が終わって、保有しているAUD/NZDにマイナススワップが付き始めました。
AUD/NZDは9月のマイナス17万の評価損を抱えていて、10月以降は毎日膨らんでいくマイナススワップに悩まされました。
「このままずっと今の相場が続いたらマイナスが増えていく…」
この不安には耐えられなかったので、マイナススワップの商品はできるだけ持たないようにしようと思い、今でもそのように設定しています。
今後の設定
トラリピはFXの自動売買ですが、トラリピと同じ様なシステムの「トライオートFX」も利用しています。
表現の違いはありますが、根本的には同じような注文の仕方で運用することができます。
取り扱っている通貨ペアもほとんど同じですが、違う通貨ペアもあります。トラリピとトライオートFXで異なる通貨ペアを保有することでリスク分散をしながら運用を続けていこうと思います。
証拠金維持率
現在の証拠金維持率は220%とだいぶ低めです。

直近1年間でみると証拠金維持率はだいたい200~800%で推移しています。2024年の平均値は400%でした。
今後も証拠金維持率の様子を見ながら、注文数を追加していきたいと思います。
リスク対策
証拠維持率が150%未満になった場合に備えて、予備資金として40万円を銀行口座で保有しています。証拠金維持率が150%を切ったら追加入金の準備をします。
参考:トラリピ公式で紹介されている戦略
トラリピの公式ページでは「ハーフ&ハーフ」と「Buy&Sell戦略」の2つの戦略が紹介されています。どちらもスワップのプラスマイナスを考慮しない戦略です。
ハーフ&ハーフ
ハーフ&ハーフとは、仕掛ける範囲を2分して上半分に売りのトラリピ、下半分に買いのトラリピを仕掛ける戦略になります。
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Buy&Sell戦略
Buy&Sell戦略は、同じ範囲で売りと買いの注文を同時に発注する戦略です。
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ストラテジストの戦略リスト
また、公式ページではストラテジストによる「戦略リスト」が紹介されています。
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それぞれの戦略の詳細はログイン後に見ることができます。無料で登録できるので、まだアカウントも作っていない人はアカウントを作ってみましょう。
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まとめ
トラリピは、初めに設定さえしてしまえば、システムが24時間自動で売買をしくれるので、時間や手間がかかりません。
また、設定自体も100本の注文をまとめてでできるのでとても簡単にできます。
忙しい人やFXをやったことがない初心者の人にも簡単にトレードできるのが魅力ですが、設定によって利益やリスクが大きく変動します。
自身の目標、投資スタイル、資金状況を考慮して、リスクに応じた設定の調整が重要です。
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