トライオートCFDを運用するなら、値動きだけでなく金利配当相当額も確認しておきたいところです。
金利配当相当額は、建玉を保有している間に発生する金利や配当に関する調整額です。銘柄や保有期間によって運用結果にも影響してきます。
この記事では、トライオートCFD全銘柄の金利配当相当額をまとめています。
毎月更新しているので、現在の負担を確認するときの参考にしてください。
以前はトライオートETFとして提供されていましたが、現在はトライオートCFDへ統合されています。
トライオートCFDの金利配当相当額とは?
トライオートCFDでは、建玉を保有している間に金利配当相当額が発生します。
金利配当相当額は、長く保有するほど運用結果への影響が大きくなることがあります。価格が上がっていても、保有中のコストによって実際の利益が減るケースもあります。
僕自身、トライオートETFを運用していた頃に金利負担で苦労しました。現在は以前より改善されていますが、今でも確認しておきたい項目です。
更新前の記事では「金利調整額」という言葉を使っていましたが、現在の記事では公式の呼び方に合わせて「金利配当相当額」に統一します。
トライオートCFD全銘柄の金利配当相当額一覧
ここから、トライオートCFDの金利配当相当額を見ていきます。
現在は大きく「株価指数CFD」と「バラエティCFD」に分かれています。バラエティCFDは、レバレッジ、カバードコール、テーマ、コモディティ、指数の5つに分けてまとめました。
新しく追加された銘柄は、確認できた時点から記録しています。
※数値は各月初に確認した金利配当相当額です。
※最新の金利や取引条件は、インヴァスト証券公式サイトも確認してください。
株価指数CFD
| 銘柄 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 |
|---|---|---|---|---|
| 日経225 | -45.0 | -43.0 | -48.0 | -40.0 |
| 米国D30 | -98.0 | -117.0 | -119.0 | -114.0 |
| 米国NQ100 | -65.0 | -63.0 | -69.0 | -67.0 |
| 米国S500 | -158.0 | -159.0 | -171.0 | -149.0 |
| 米国R2000 | -57.0 | -44.0 | -69.0 | -62.0 |
| ドイツ40 | -48.0 | -48.0 | -47.0 | -44.0 |
| イギリス100 | -33.0 | -34.0 | -32.0 | -32.0 |
| 香港HS | -41.0 | -57.0 | -74.2 | ー |
銘柄によって金額にはかなり差があります。金額だけで単純に比べず、それぞれの取引条件も合わせて確認したいところです。
バラエティCFD:レバレッジ
| 銘柄 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 |
|---|---|---|---|---|
| 半導体トリプル | -5.2 | -5.0 | ― | ― |
| 米国債トリプル | -1.4 | -1.4 | ― | ― |
| 米国債トリプルベア | -1.8 | -1.8 | ― | ― |
| 金ダブル | -2.5 | -2.0 | ― | ― |
| 銀ダブル | -3.9 | -2.9 | ― | ― |
| ナスダック100トリプル | -3.2 | -2.8 | -4.3 | -4.7 |
| S&P500ダブル | -3.1 | -2.9 | -3.7 | -3.9 |
| 金融株トリプル | -7.8 | -7.5 | -8.4 | -7.3 |
| 日経Wインバ | -0.6 | -0.7 | -0.7 | -0.9 |
| 日経レバ | -13.3 | -11.7 | -23.3 | -18.3 |
上の4つは新しく追加された銘柄です。
以前からある銘柄では、7月から8月にかけて負担が軽くなったものも目立ちます。日経レバは-23.3から-11.7まで下がりました。
バラエティCFD:カバードコール
| 銘柄 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 |
|---|---|---|---|---|
| ナスダック カバコ毎月分配 | -2.1 | -2.0 | ― | ― |
| NYダウ カバコ毎月分配 | -0.8 | -0.8 | ― | ― |
| 半導体 カバコ毎月分配 | -2.3 | -2.3 | ― | ― |
| 金融株 カバコ毎月分配 | -0.4 | -0.4 | ― | ― |
カバードコールは、トライオートCFDで新しく加わった商品です。
まだ記録を始めたばかりなので、今後も数値を追加していきます。
バラエティCFD:テーマ
| 銘柄 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 |
|---|---|---|---|---|
| 半導体 | -19.4 | -18.3 | ― | ― |
| 金鉱株 | -3.6 | -2.6 | ― | ― |
| 量子コンピュータ | -5.1 | -4.8 | ― | ― |
| 航空宇宙&防衛 | -8.0 | -8.1 | ― | ― |
| 破壊的イノベーション | -3.0 | -2.5 | -4.4 | -4.6 |
| エネルギー株 | -2.2 | -2.0 | -3.1 | -3.2 |
| 金融株 | -2.0 | -2.0 | -3.1 | -2.9 |
| 資本財株 | -6.1 | -6.1 | -10.5 | -9.8 |
| テクノロジー株 | -6.4 | -6.0 | -10.5 | -10.5 |
| 生活必需品株 | -2.9 | -2.9 | -4.8 | -4.8 |
| 公益事業株 | -1.5 | -1.6 | -2.7 | -2.5 |
| 一般消費財株 | -4.0 | -3.8 | -6.5 | -6.9 |
テーマ型も、8月~9月にかけて少しは負担が重くなっているようです。
バラエティCFD:コモディティ
| 銘柄 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 |
|---|---|---|---|---|
| SPDRゴールド | -14.3 | -12.8 | -21.0 | -23.1 |
| シルバー | -2.2 | -1.9 | -3.0 | -3.9 |
| 原油ETF | -4.4 | -4.4 | -6.2 | -7.4 |
コモディティでも、8月は金利負担が軽くなりましたが、9月にかけて少しは負担が重くなっているようです。
バラエティCFD:指数
| 銘柄 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 |
|---|---|---|---|---|
| ナスダック100 | -24.4 | -23.2 | -40.6 | -41.2 |
| S&P500ETF | -26.1 | -25.1 | -41.6 | -42.3 |
| 小型株 | -10.2 | -9.9 | -17.0 | -16.4 |
| 大型株バリュー株 | -8.8 | -8.5 | -13.9 | -13.4 |
| MSCIワールド | -5.5 | -5.3 | -8.8 | -8.9 |
| 中国代表株50 | -1.2 | -1.3 | -1.8 | -2.0 |
| EU大型株ヘッジ | -2.0 | -2.0 | -3.3 | -3.2 |
| バンガード新興国株 | -2.1 | -2.0 | -3.4 | -3.4 |
| 高利回り社債 | -2.7 | -2.7 | -4.6 | -4.5 |
| 投資適格社債 | -3.7 | -3.6 | -6.3 | -6.2 |
| TOPIX連動ETF | -1.0 | -1.0 | -2.0 | -2.0 |
| 日経225ETF | -9.4 | -8.8 | -20.8 | -18.1 |
指数系でも、7月から8月にかけて金利調整額が下がっていましたが、9月になり増えています。
S&P500ETFやナスダック100はほかの銘柄と比べると金額は大きめなので注意が必要です。
トライオートCFDへの統合後は金利負担が改善
今回のデータを見ていて、僕が特に気になったのが金利調整額の変化です。
2026年7月中旬から株価指数以外の商品もトライオートCFDへ統合されました。統合後は、それ以前より金利調整額が改善している銘柄が多くあります。
たとえば、S&P500ETFは7月の-41.6から8月は-25.1です。ナスダック100も-40.6から-23.2、SPDRゴールドは-21.0から-12.8まで下がりました。
以前のこの記事では、金利負担の大きさを注意点として紹介していました。僕自身も金利で苦労したので、負担が軽くなったのはうれしい変化です。
ただ、金利調整額がなくなったわけではありません。銘柄によって差もあるので、これからも毎月確認していこうと思います。
実際に保有して分かった金利負担の重さ
ここからは、僕がトライオートETFを運用していた頃の実例です。
2025年1月に購入した「S&P500ダブル」を約3ヶ月保有したとき、建玉画面は次のようになっていました。

- 取引価格:100.00ドル
- 現在価格:74.97ドル
- 評価損益:-3,575円
- 分配相当額:+17円
- 未実現金利:-419円
僕が気になったのは、未実現金利の-419円でした。
1口を約3か月持っただけで、400円を超える金利コストが発生しています。当時と同じペースが1年間続いたと仮定すると、1,500円を超える計算です。
実際の金利調整額は変動するので、年間の負担がこの金額になるわけではありません。それでも、価格が戻るのを待っている間にもコストが増えることは実感しました。
この経験が、長期保有を見直すきっかけになりました。
金利負担を軽く考えて20万円以上を損切り
僕はトライオートETFで、20万円を超える損切りも経験しました。
原因のひとつが、長く保有したことで積み重なった金利調整額です。当時は価格が戻れば利益になると考えていましたが、待っている間にもコストは増えていました。
値動きだけではなく、保有するためのコストも見る。この失敗を経験してから、僕が意識するようになったことです。
損切りまでの経緯はこちらの記事にまとめています。
→トライオートETFで20万円超の損切り!失敗から学んだリスク管理のポイント
現在はトライオートFXを運用しています
僕は2021年4月から続けていたトライオートETFの運用を終了しました。
金利調整額だけが理由ではありません。数年間の運用結果を振り返り、資金の使い方を見直した結果です。
ETFを終了した経緯や最終的な運用結果は、こちらの記事に残しています。
現在は、2023年12月から始めたトライオートFXを続けています。
ETFとFXでは仕組みもリスクも違うので、単純にどちらがよいとは考えていません。僕の場合は両方を運用した結果、現在はFXを続ける形になりました。
実際の設定や運用結果はこちらで紹介しています。
まとめ|金利配当相当額も定期的に確認しておきたい
トライオートCFDでは、銘柄によって金利調整額にかなり差があります。
2026年7月の統合後は、以前より負担が軽くなった銘柄も増えました。それでも、金利コストがなくなったわけではありません。
僕自身、過去に金利調整額を軽く考えて失敗しました。今は負担が改善していても、値動きと一緒に確認する習慣は残しておきたいと思っています。
この記事でも、これからトライオートCFDの金利調整額を毎月記録していきます。
トライオートFXの設定や実際の運用結果が気になる方は、こちらも参考にしてください。
トライオートCFDやトライオートFXは、どちらも インヴァスト証券 で利用できます。